震電

羽村市決戦！B-29迎撃中

逆さま飛行機『震電』です。

月光が公園の外灯でクラッシュしたのをきっかけに製作。

WEBで資料を探しなんとか実機にカタチを似せようとしましたが、完成後の機体はあまり似てません・・・

大まかなシルエットと進行方向が合っているのでとりあえず良しとします！

しかし、この機体は飛ぶようになるまで苦労しました・・・

製作過程は↓

ばらばらになったパーツの整形

ざっくりと各翼の位置決め

各部整形、主翼の付け根＆垂直尾翼はEPP削りだし

塗装して完成！キャノピーは月光のモノを半分に切断して流用

パワーユニットはFK-180ダイレクト＋EP5030、制御方式はエレボン3chです。

工作自体は切った貼ったで作っていくので、今まで作ってきた機体とかわりません。

先尾翼の動翼は可動せず固定されてます。

重心位置は全然分からなかったので実際に飛ばして調整することとしました。

完成時の重心位置は主翼の真ん中辺りでした。

とりあえず月光が散った公園でテストフライトです。

一投目：手投げ後キリモミするように頭上げ→失速墜落

重心位置をかなり前に移動しないとダメみたいです。とりあえず機首に鉛を貼り付けます。

二投目：手投げ後急降下墜落

三投目：手投げ後すぐにエレベータフルアップ、二投目よりは遠くまで飛んだが墜落→機首折れ・・・

墜落の度に先尾翼が折れてしまいます。

しかも重心はまだ前に移動しないとダメみたいです。

更に機体自体のバランスがダウンを打った状態になっているようです。

一旦持ち帰り修正作業。

１．墜落の度に簡単に先尾翼が折れてしまう→キャノピーより前を全体的にホットボンドでコーティング

２．重心位置の変更→上記ホットボンドコーティングにより主翼前縁から2cmくらいのところまで移動

３．上昇できない→先尾翼を取り外し、アップを打った状態で取り付け

以上の修正を行い後日テストフライト

一投目：手投げ後まっすぐに飛んでます！アップを引いてみるとコロっと倒れてそのまま墜落

今回は急降下はしません。墜落時先尾翼も折れなくなりました。しかし機体の挙動からして重心がまだ後ろのようです。

機首に鉛を貼り付けて調整。重心位置は主翼前縁ギリギリの場所にあわせてみました。

二投目：機重が増えたせいか手投げ後高度が落ちていきます。エレベータで吊りながら飛行。

           今回はコケることもなく飛んでます！ゆっくりですが周回飛行も出来ました。

重心位置も調整できて飛ぶようになりましたが、機重が重くなってしまい常にフルハイで周回飛行がやっとです。

しかも、モータが全然冷却されないのであっという間に熱ダレしてしまいます。

これ以降泥沼にはまっていくことになります・・・

Fk-180では飛ばないと判断し、パワーユニットの変更です。

思い切ってブラシレスモータを投入してみました。

モノは発売されたばかりのエアクラフトDIYMOT-2207。

パワーが出ましたが機重が重くなってしまい、思うように飛びません・・・

モアパワーを求めてモータ仕様を変更するとバッテリーが持ちません。(リポ初めて膨らみました・・・)

重くなった機体で飛ばすとスロー飛行が難しくなり必然的に墜落スピードも速くなりダメージが大きくなります。

補修箇所が増えると更に重量が増して飛ばなくなる・・・

この機体はどんどん飛ばなくなって行くようでした。

高速墜落で田んぼに刺さった震電・・・

半分あきらめかけてたある日、壊れたCDドライブを友人からゲット。

さっそく自作ブラシレスモータを作ってみるとモータ単体で16gで仕上がりました。

パワーはDIY-2207に遠くおよびませんでしたが、FK-180よりは元気あります。

このモータは震電に積む予定無かったのですがダメモトで積んでみました。

モータの軽量化に伴い機首の錘も撤去出来たためかなりの軽量化が出来たと思います。

テストフライトしてみると、今までの苦労が嘘のように飛んでます！

軽量化に伴いスロー飛行もできるようになり、ずいぶん飛ばしやすくなりました。

当初モータの熱ダレで5分くらいしか飛ばせませんでしたが、その後モータに改良を加えオートカットまで飛ばせるようになりました。

救世主のCD-ROMモータ。ペットボトルのキャップでマウントしてます

この機体で軽さの重要性を勉強した気がします。

180gから150gへダイエット成功！ついでに有人化

現在では手持ち機の中で一番タフな機体になってます。

飛ぶようになったなぁ(シミジミ)

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