飛燕三号機

偵察機?

以前尾島で飛行会を開催して以来、離着陸ができる機体が欲しいなーと思っていました。

旧TAIYO機は小さいので砂利の滑走路ではちょっと厳しそうですし、新TAIYO機は52型零戦しか選択肢が無いのがネックでした。

改造して好きな機体作ろうかなと思っていました。

そんなある日フライト仲間のみのるさんと話してる中で「いっそのこと初めから自作すれば?」とのお言葉をいただきました。

確かに初めから自作したほうが楽かもと思い製作に取り掛かりました。

今回の仕様は『デフォルメなし』+『差動引込脚』+『胴体、主翼分割』の3大テーマです。

素材の選定をしてたある日、100円ショップでカラーボードなるものを発見しました。

素材はデコパネと同じだと思いますが、何より安い!失敗しても後悔しないなーと思いつつ、10mm厚と5mm厚のものを一枚ずつGETしました。

サーボは余りものを流用、モータは以前台長さんとみのるさんからいただいた壊れた400XTをニコイチで修復したものを利用しました。

以下改造中の様子↓

 

素材はダイソーのカラーボード
胴体+主翼用に40×30×10mm(100円)を2枚
尾翼用に90×60×5mm(300円)を1枚
しめて500円
でも尾翼用にはこんなにいっぱいいらないです・・・
資料はWEBで落ちてる飛燕の3面図をゲット
実寸大にプリントアウトして型紙を作ります。
新TAIYO機に近い大きさでスケールをあわせました
ウィングスパンは74cmになります
型紙にあわせて素材をカット
後でサンディングするので大体形があってればオッケーです
胴体は3枚切り出します
胴体を重ねて接着
このとき上から見た機体のシルエットに合うようスペーサを詰めます
スペーサは切り出した時の端材を利用します
機体の接着剤を乾かしてる間にキャノピー製作
型は以前製作したF-14のキャノピー型を利用しました
飛燕用にゴリゴリ削りなおして、型を製作
毎度おなじみのダイソーのカードケースを押し当てて作りました
接着剤が大体乾燥したら、隙間に端材を適当に詰め込んでサンディングします
後で全体を梱包テープでコーティングするのでところどころ穴が開いてたりしますが、気にしない・・・
このときに翼もエッジを尖らせるようにサンディングします
カラーボードのサンディング性はメチャメチャいいです
作業がさくさく進みます
エルロンサーボをつくります
カラーボードでサーボホルダーを作り固定します
モータマウントの製作
モータマウントの受けはEPPです
耐衝撃性と耐熱性に優れてます
ついでに尾翼とフィレットをとりつけてみました
モータマウントはいつものようにペットボトルのふたを利用しました
モータをネジで固定した後、ホットボンドで機体と接着します
このときスラストを適当につけてます
エンジンカウルの製作
ペットボトルと石膏を利用して製作します
今回石膏をはじめて使いましたが値段、工作性と優れてます
石膏は1kgで240円でした
石膏で型を作り、ペットボトルをかぶせてコンロであぶります
くるくる回しながらあぶると綺麗に型に密着します
ペットボトルが冷えて固まったら型から外して余分な部分を切り飛ばします
機体に取り付けてみました
主翼を取り付けてとりあえず飛べる状態になりました
この状態で一旦飛行テストを行いましたが運動性能、パワーは申し分ないです
無事に飛んだので引込脚、塗装の工程に進みます
引込脚ユニットはGWSのGW-RG-MMを利用
タイヤはGWSの38mmタイヤです
主翼にタイヤカップを掘りますが、ガイドにスピンナーのパーツをつかました
今回のスピンナーは40mmですのでちょうどいい大きさです
写真のように主翼に押し付けます
離すと直径40mmの円が筋彫りされてます
筋彫りに沿って手でむしりました・・・
差動引込のテストした様子はココ
大分端折りましたが・・・胴体、主翼に梱包テープを貼り付けて塗装しあます。
梱包テープには下地としてバンパープライマーを吹き付けます
その上から銀スプレーを吹きました
この辺のノウハウはフライト仲間のモンゴルさんからゲットしました
ちょっと見にくいですが、尾輪はラダーと連動します
ラダーサーボから尾輪専用にリンケージをひきます
一応カタチになりました
パイロットはこの後搭乗予定です

ここまで作ったところで引込脚付機体のテスト飛行を行いました。

そのときの様子はココ(トムトムさんいつも撮影ありがとうございます)タキシングと差動引込の様子を撮影してもらいました。

今回スケール機の離着陸初めてやってみましたが難しいです・・・もっと機体のバランスを考えて作りこめば楽になるのかな?

以前借りたウィングドラゴンは簡単だったなー。

 

最近この機体に小型カメラを積んで空撮をしています。

こんな感じでほかの機体を追いかけたりして遊んでますが、なかなか楽しいです。

 

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