短命でした・・・
ムスタングとして一度もまともに飛ばなかった機体です。
ムスタング二号機がちゃんと飛ばせるようになり、家に転がっているムスタング一号機の残骸を見ているうちに何とか復活させようと思いました。
会社の先輩でフライト仲間のN野さんと零戦クラブを見ながら飛行機ネタで雑談をしてました。
その時N野さんが画面を指差し、「これ飛燕やないん?こんな機体まで売っとると?」
私「?飛燕って何ですか?」
N野さん「日本陸軍機。これかっこいいやん。ムスタング改造して作れば?」
私「うーん、なんか変な模様してますねー。でもちょっと面白そうなんで作ってみます。」
N野さん「資料なら持っとるけん、明日持ってくるねー。」
私「すんません、お願いしまーす」
って感じで飛燕に決定しました・・・
翌日N野さんが約束どおり飛燕の資料本を持ってきてくれました(感謝!)
実はこの時まで大戦機にはほとんど興味が無くて、日の丸付けた緑色のプロペラ機は全部零戦と思ってました・・・
飛燕を始めてみた時も、零戦が迷彩塗装してるって思ってました・・・
これ以降大戦機に興味を持つようになり知識量もぐぐっと多くなりました。
作る機体が決まれば工作を進めていくだけです。
ムスタングと飛燕を比べシルエットを整えて塗装すれば完成です。
キャノピーはプラバンで自作しましたがかっこよく出来ませんでした・・・
改造中の様子↓
主翼・尾翼の整形&尾翼の位置変更
キャノピー製作
背中を盛り上げてベース塗装&日の丸貼り付け
失敗・・・↓
上反角を減らすため電気ストーブで加熱。溶けちゃいました・・・
パワーユニットは使い慣れたFK-180+ノーマルギアダウン+U-180の構成です。
完成後ホームグランドでテストフライトです。
重心が後ろ過ぎたようで空中でコロっとコケます・・・
ナセル内に錘を積んでバランスを取りました。
派手な塗装で飛んでる機体を見てると飛燕という機体がすっかり気に入りました。
しかし、飛行性能自体はムスタング二号機の方がずっと安定して飛ばしやすかったです。
ある日飛燕を飛ばしていると急にモータストップ!
そのまま頭から墜落して機首が折れました・・・
「なんだろうなー」と思いながら各部のチェックをしたのですがモータ、サーボなにも動きません!!
バッテリが断線したのかと思い、違うバッテリーをつないでも動きません・・・
じっくりと分解してみてみると、なんとクリスタルが無くなってます!
飛行中の振動で外れてしまったようです。
機体の中にはないし、飛行場で墜落したあたりを探しても見つかりません・・・
結局そのまま飛燕は復活することなく放置されることになりました。
飛んでません。手で持ってます・・・・