8速化に伴い、スプロケットを分解する工具が必要になりました。
カセット式のスプロケットを取り扱うのは初めてだったんで、脱着方法を調べてみると、ロックリング回しとスプロケ外しが必要みたいです。
自転車屋の工具コーナーでチェーン付きの棒が売ってるのは認識してたんですが、何に使う道具か知りませんでした。
8速化した際に「あー、あの工具ってスプロケット外す工具だったんだ」と思い、工具を買いに行ったのですが思よりも値段が高い(3000円前後)です。
ロックリング回しはいかにも専用品って感じだったので購入しましたが、スプロケ外しは自作できそうでしたので購入しませんでした。
ちょうどチェーン交換をして純正チェーンが余ってたので、資源の有効活用をしてみました。
うまく行かなかったら、ちゃんとしたものを買えばいいやって感じの軽いノリで製作スタートです。
用意する部品は、
・いらないチェーン
・金属板
以上です。
工作道具としては、電動ドリルがあると工作が早くなります。
金属板はホームセンターで売ってるような鉄製のステーを利用しました。
これは以前、日曜大工の時に買った余りものです。ホームセンターで200円くらいで売ってると思います。。
鉄のステーです。 強度はあまりありませんが変な力をかけなければ十分使えると思います。 |
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まず、ステーにドリルで穴を開けます。 穴の大きさは、チェーンのコネクトピンが通る大きさです。 |
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次にチェーンを適当な長さに切ります。 コネクトピンは再利用するので、完全に抜かないように注意します。 長いチェーンと短いチェーンの2本を用意します。 |
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先ほど開けた穴に通します。 この位置でチェーン切は使えないので金槌でコネクトピンを打ち込みます。 |
以上で完成です。
製作時間30分ってところでしょうか。
早速使ってみると・・・バキバキって音と共にロックリング回りました!
心配してたステーの強度も問題無いようです。
このままでも使えますが、グリップ部分に体重をかけると手がちょっと痛いです。
タオル巻いたりすればいいのですが、いちいちメンドクサイんでグリップをつけることにします。
グリップは、捨てる予定のチューブを利用します。
チューブを適当な長さに切ってハンドル部分にかぶせるだけです。
一枚では、ちょっと薄いので5枚重ねにしています。
グリップがあると手も痛くならないし、更に使いやすくなりました。
この工作は大成功です!
スプロケの分解清掃やギア構成変更の度に活躍してます。