こちらで履き替えたタイヤですが、どうにもオレンジ色のフレームに合いません・・・
このまま放置しておくのも勿体ないし、どうしようかと考えてました。
選択肢としては、以下2択です。
1.ヤフオク出品
2.フレーム再塗装
ほとんど使ってないタイヤ売るのは勿体ないし、ちょうどゴールデンウィークで時間が取れそうだったのでフレーム再塗装することにしました。
色はタイヤに合わせて無難に黄色で塗装することに決めました。
塗装することが決まったらパーツをすべて外します。
パーツはずしでちょっと悩んだのがヘッド周りですが、自作工具でなんとか外せました。
パーツを全部外したあとは、塗装はがし剤を使用して元の塗装を綺麗に落とします。
何気にこの作業が一番つらかった・・・
今回使用した塗料です。
左から 白は黄色の発色がよくなるので塗ってた方がいいです。 |
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元の塗装を落としたところ。
亀裂や傷もなく綺麗な状態です。 BBやシートポストの場所は塗料が入らないよう、いらない紙を詰め込みます。 |
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まず、ミッチャクロンを金属地に吹きます。
厚塗りする必要はないので全体に満遍なく吹きます。 このまま30分程乾燥します。 |
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次にプラサフを全体に吹きます。
プラサフ吹くと金属の粒子などが隠れるので上塗りしたあとムラがなく綺麗に色が乗るようになります。 これは10分おきに2回くらい吹いてます。 |
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上塗りの発色良くする為に下地として白を塗ります。
黄色や赤は下地に白を吹くと発色がよくなります。 |
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先端は黒で塗るのでマスキングをしてから、黄色を吹きます。
初めに買った黄色はクリーム色っぽかったので下地用として使いました。 この写真は薄い黄色を吹いた状態です。 このあと買いなおした黄色を吹いてます。 |
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次に黄色い部分をマスキングして黒を吹きます。
色の境目はアクセントとして下地の白を残してます。 ここまで色塗り完了、作業時間5時間くらいです。 この後クリアーを吹くため、一晩乾燥させます。 |
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翌日、ウレタンクリアーを吹きます。
この塗料は塗料と硬化剤を混ぜて化学反応で乾燥(硬化)します。 一度溶剤を混ぜちゃうと1日くらいで缶の中でも固まっちゃうんで、一缶使い切ります。 自転車のフレームに一缶全部使うと厚塗りができてツヤがでます。 ツヤを出すコツは「タレる寸前」まで厚塗りすることです。 言うのは簡単ですが、なかなか難しいです。2,3箇所タレちゃいました・・・ |
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ツヤの出具合を撮ってみました。
周りの風景が写りこんでます。 本当は完全乾燥後、1000〜2000番ペーパーで水研ぎしてコンパウンドで磨くとメチャメチャ綺麗になるんですが今回は面倒だったのでやってません。 |
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完成前後の比較です。
再塗装する前の写真です。 オレンジのフレーム気に入ってたのですが、タイヤの色と合ってません・・・ |
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んで再塗装済み完成写真です。
パーツを元に戻して完成です。 黄色のタイヤには黄色のフレームが合います。 ついでにバーテープも黄色で統一してみました。 |
高級自転車だと、自分で再塗装する気が起きないと思いますが、激安チャリならお気楽に再塗装できます。
再塗装から2ヶ月くらい経ってますが塗装のハガレや変色もないし、なかなかいい感じです。
最後に塗るクリアーは、ちょっと高価ですが2液性のウレタンクリアーが塗膜も強く耐油性、耐候性にも優れてるのでオススメです。
再塗装したついでに外したパーツを綺麗にすると、新車のようになります。
1年に一度くらい塗り替えるとずっと新車の気分が味わえそうです。