コンパクトクランク

 

年末年始に長距離サイクリングに挑戦したくて熱海まで往復してきました。

東京発往復200km程の距離でした。3ケタkm以上を自転車で移動するのは生まれて初めてです。

殆ど無計画状態でスタートして小田原あたりまで順調に走ってました。

小田原を越えると疲れが溜まってきて真鶴旧道(一般道)の山道では随分苦労しました。

ずっと自転車乗ってる方からすれば38-26なんてギアがあればどんな坂でもスイスイなんでしょうが、自分にはなかなかつらかったです・・・

しかも、こちらでフロントダブル化したおかげでインナー28Tがあるにもかかわらず使えません・・・

でもなんとか真鶴旧道〜熱海駅までの山道を気合で走破できました。

熱海についてからひょんなことで一万円の臨時収入がありました。

帰路は真鶴旧道の山道を走りたくなかったので、他にルートは無いか調べると、なんと真鶴旧有料道路が自転車で走れることが分かりました。

料金は20円!20円くらいなら無料にしとくれよーと思いつつも山道走るより全然楽です。

料金所に近づくと料金表の一番下に『自転車20円』の表示があります。いままで車では何度も通ってましたが全然気づきませんでした。

帰りの道中では、自分の脚力ではもうちょっと軽いギアが欲しいなーなんてことを考えてました。

いっそのことフロントトリプルを復活させようかと思いましたが、なんとなくフロントダブルの方がカッコイイ気がします。それならリアをMTB用の34Tでも入れようかなーと色々考えながら帰り道を黙々と走っていました。

帰路は真鶴有料道路通ったおかげで体力的にも余裕があり、臨時収入もあったんでその足で有楽町のビックカメラに立ち寄りました。

ショウケースの中を物色しているとMTB用の大きなスプロケがあります。なんちゃってでもロード風な格好をしている自転車にでっかいスプロケは似合わないような気がしました。となりのロード用のショウケースをのぞくと『コンパクトクランク』なるものがあります。

店員さんに聞いてみたことを端折ってみると、「脚力ない人用のギア比を低目にするクランク」とのこと。
今の自分にはぴったりの部品です!

リターンオフ純正のトリプルクランクは、使いもしないインナーが付いてて見た目にもかっこ悪いです。

俄然購入意欲がわいて店員さんに詳しく聞いてみると、展示してあるコンパクトクランクは、シマノのホローテック2(風?)のキャップレスクランクといった方式で、今までのクランクまわりとは作りが全然異なりBBや工具まで購入しないといけないようです。ちょっとだけ迷いましたが臨時収入もあったし、正月気分で盛り上がってたこともあってクランク、BB、BB回しをまとめて買っちゃいました。

購入した品はティアグラグレードの『FC-4550』、BBはグレードの値段差があまりなかったのでアルテグラグレードの『SM-6600』に決めちゃいました。

 

早速家に帰り部品の交換です。

まず、元のクランクを外します

BBの取り外し

SM-FC6600取り付け

BBにクランクを差込みます

ワン回し、コッタレスクランク抜き工具を使うのもこれが最後になるようです。

でクランクを取り付けた様子です。

余計なインナーもなくなって足元スッキリです!

クランク周りのゴチャゴチャ感がなくなりました

肝心のインプレッションですが、まず一番初めに感じたのがカッチリ感が高くなったことです!

ペダルを踏み込むとしっかりと力が伝わっていく感じがします。

FC-4550は9速用なので8速用チェーンでも大丈夫か心配でしたが全然問題ありませんでした。変速もちゃんとできます。

ギア比の方もインナーの34Tを使うとやっぱり軽いです。ちょっとした坂道も苦になりません!

アウターもリターンオフ純正48Tから50Tへとハイギア化されたおかげで下り坂でスピードが出るようになりました。

性能はもちろんのこと、見た目もかっこよくなり満足できる買い物をしました。

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